Kick-A Blog

Akihiro Kikuchi's Miscellaneous notes

【TV】『ALMOST HUMAN』

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『LOST』の・・というか、『スター・ウォーズ/エピソード7』の監督に抜擢されたJ・J・エイブラムスが放つ新作海外ドラマ『オールモスト・ヒューマン』のシーズン1(全13話)を鑑賞。

ドラマの舞台は2048年。とある事件のトラウマで心を閉ざす刑事と、妙に人間臭いアンドロイドがコンビを組み、数々の凶悪犯罪に挑んでいくというSFバディものです。

すごく面白くなりそうなニオイがプンプンしてたんだけど、結果的には不完全燃焼でしたね〜。いちばん引っかかったのは、主人公の刑事ケネックス(カール・アーバン)が既存のアンドロイドではなく、わざわざ旧型のドリアン(マイケル・イーリー)を相棒にした理由が希薄なこと。コンビを組むプロセスって、バディものでは超重要なのになぁ〜。とにかくその後も、コンビとしての化学反応(ハジケ感)が生まれなかったのが残念でした。で、やはりというか、シーズン1で打ち切り終了・・・。

でも、主演のカール・アーバンの演技は引きつけるものがあったし、様々な近未来犯罪のアイデアも面白かったので、ドラマ自体は悪くなかったと思います。あと、随所に出て来る『ブレードランナー』オマージュ(そのまんま?)の近未来演出も、潔くて好感持てましたw

とても惜しい作品だったので、設定だけ生かしてリメイクしてほしいなぁ。たとえば近未来のデトロイトを舞台に、陽気な黒人刑事とロボット警官がコンビを組む『ビバリーヒルズ・ロボコップ』とかどうですか?ww