マイ ベスト アワード2022
🎥【BEST MOVIE】2022年に観たベスト映画!
映画館や動画配信サービスなどで鑑賞した作品の中から、今年の個人的ヒット作を選抜してみました。昨年同様テキストはFilmarksに投稿したものからの抜粋です。
ザ・スイッチ(2020年製作)/主演:ヴィンス・ヴォーン/監督:クリストファー・ランドン/上映時間:101分
残虐なスラッシャー描写をきっちり見せつつ、コメディ設定を利用しながら泣かせ要素も入れ、最終的には青春ラブストーリーに着地するという、見事すぎる離れワザ展開に拍手! 途中から女子高生にしか見えなくなるヴィンス・ヴォーンの怪演(?)も素晴らしかったですw
監督は「ハッピー・デス・デイ」シリーズでホラー・コメディの新境地を開いたクリストファー・ランドン。もう確実に独自路線を築き上げちゃってるので、次作も超楽しみです!
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作)/主演:トム・ホランド/監督:ジョン・ワッツ/上映時間:149分
全スパイディファンに贈られた超ご褒美映画!実写版「スパイダーバース」的なことになるんだろうなぁ~とは思っていましたが、ここまでやってくれるとは…! いやぁ~、とにかくスゴい映画でした。犬だったら「うれション」確実でしょうw
とはいえ、本作はスパイダーマンの過去作 (MCUも含む) をしっかり観た人向けの「一見さんお断り」仕様。アベンジャーズにおける『エンドゲーム』なので、目いっぱい楽しむためには予習必須です。
マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作)/主演:アナベル・ウォーリス/監督:ジェームス・ワン/上映時間:111分
やってることはB級ホラーの部類なんだけど、明らかに既存のホラー作品とは一線を画す突き抜けた仕上がり! ホラーの皮をかぶったとんでもない娯楽作品でした∙∙∙∙w
物語のキーとなる殺人鬼の正体 (仕掛け) は途中で気づいてしまいましたが、まったく失速することはなく、ラストまでガッツリ面白かったです。
ホラーのツボを知り尽くし、『ワイスピ』『アクアマン』というエンタメ大作もこなしたジェームズ・ワン監督がこじ開けた新たなジャンル映画の扉! 今後の進化にも目が離せませんね~。
ゴーストバスターズ/アフターライフ(2022年製作)/主演:マッケナ・グレイス/監督:ジェイソン・ライトマン/上映時間:124分
素晴らしい続編でした! 過去作のようなストレートなコメディ路線ではありませんが、『ゴーストバスターズ2』(1989年公開)からの流れを丁寧に受け継いだ正解の攻め方だったと思います。『ロッキー』で言うところの『クリード』的な発想でバトンをつなぎ、シリーズ集大成ともいえる感無量の仕上がり。『ゴーストバスターズ』で泣ける日が来るなんて∙∙∙∙w
本来製作されるはずだった正統な続編『ゴーストバスターズ3』が結局実現しなかったのは残念でしたが、本作がすべてを回収してくれましたね~。
あとイゴン(ハロルド・ライミス)の孫・フィービー役のマッケナ・グレイスがとにかく可愛いすぎ! キュートで芯のあるリケジョぶりに、おじいちゃんの遺伝子をしっかりと感じ取れましたよ。
ウエスト・サイド・ストーリー(2022年製作)/主演:アンセル・エルゴート/監督:スティーヴン・スピルバーグ/上映時間:157分
1961年に公開された名作ミュージカル映画『ウエストサイド物語』を、巨匠スピルバーグがリメイク! 61年版も予習済みで観賞したのですが、変なアレンジを加えずに真正面から丁寧にブラッシュアップされた仕上がりに好感が持てました。
歌とダンスはよりダイナミックに! ドラマパートはよりセンシティブに! スピルバーグ流の映画術も随所に感じられてメチャ楽しかったです。
THE BATMAN -ザ・バットマン-(2022年製作)/主演:ロバート・パティンソン/監督:マット・リーヴス/上映時間:176分
内容 & ビジュアル共に濃密で隙がなく、リブート作としては見事すぎる出来ばえ! 新たな『実写バットマン』の世界にガッツリ没入してしまいました。
お話としては『コスプレ探偵ブルースくん』(笑)といった感じの推理サスペンスでしたが、約3時間の長尺を引っ張るには最適の筋立てだったと思います。スーパーパワーを持っていないバットマンにもマッチしてましたね。
個人的にクリストファー・ノーラン版のゴッサムシティは舞台として現実味がありすぎて興ざめだったのですが、本作はティム・バートン版のダークなゴシック味を絶妙に加え、しっかりと「架空の街感」を表現している点も良かったです。
あと、なんといってもロバート・パティンソン(バットマン役)とゾーイ・クラビッツ(キャットウーマン役)が絵になりすぎというか、カッコ良すぎ! ビジュアルセンス高めの作りになっていたとはいえ、ロバート・パティンソンは「実写バットマン史上最高のイケメン」と言っていいくらい、マスク姿が似合っていたんじゃないでしょうか。本作でようやく『ダークナイト』の長い呪縛から解き放たれた気がしたので、ぜひこの作風でシリーズ化希望です!
サマーフィルムにのって(2020年製作)/主演:伊藤万理華/監督:松本壮史/上映時間:97分
シナリオの練り込み不足を感じる部分もありましたが、結果的には若いキャスト陣が醸し出す圧倒的な「青春感」に完敗でしたw
とにかく全編キラキラと輝きまくり。そのキラメキが爆発する怒濤のラストシーンは、観てる側がちょっと恥ずかしくなるくらいエモくて素晴らしかった!『カメラを止めるな!』もそうでしたが、作り手の映画愛が随所に感じられるところも良かったです。
できれば主要キャラのニックネーム(ハダシ、ビート板、ブルーハワイ)の解説シーンを入れてほしかったなぁ。それぞれの由来が気になりすぎる〜。
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作)/主演:ベネディクト・カンバーバッチ/監督:サム・ライミ/上映時間:126分
予想通りかなり忙しい内容の作品でしたが、わかりやすい筋立てと抜群のテンポ感で最後までガッツリ楽しめました! オカルト系スーパーヒーローのドクター・ストレンジと、監督サム・ライミの持ち味(ホラー要素)の食い合わせはバッチリだったと思います。
ただ役回り的にワンダが不憫すぎたなぁ~。強大な魔女っぷりはすごく良かったんだけど、なんかもうちょい救いが欲しかったかも∙∙∙∙。
プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作)/主演:キャリー・マリガン/監督:エメラルド・フェンネル/上映時間:113分
実家暮らしの平凡な女性(キャシー)が、夜な夜な繁華街でクズなお持ち帰り男たちに制裁を加えていくという復讐劇。復讐劇でありながら、とてもポップなタッチで描かれているのがなんとも新鮮でした。しかし、キャシーの秘められた目的が明かされていくと作品の空気は一変。そして驚愕のクライマックスへ∙∙∙∙。
いやぁ~、これはガツンとくる映画でしたね。ラストは「してやったり」な痛快オチ∙∙∙∙ではあるんだけど、手放しでは盛り上がれない複雑な心境になること必至。見事な脚本でした!
チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作)/出演:ジョン・ムレイニー他/監督:アキヴァ・シェイファー/上映時間:98分
ディズニーの人気コンビ「チップとデール」の約30年ぶりの主演作。舞台は実写とアニメが混在する『ロジャー・ラビット』のような世界。
大人向けの自虐ネタ満載なんだけど、ファミリー向けとしてもしっかり楽しめる仕上がりになっているというバランス取りが絶妙! そんなディズニーらしからぬ、なかなか攻めた作風が新鮮で面白かったです。アグリー・ソニック(実写版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のボツデザイン)の再起用も最高でしたw
ドロステのはてで僕ら(2019年製作)/出演:土佐和成 他/監督:山口淳太/上映時間:70分
あっという間の上映時間70分、観始めたら止まらない“時間泥棒”映画でした。まぁとにかく発想がスゴすぎ! そのひとことに尽きますね。スゴすぎて最後までついていくのが大変でしたが、確実に新しいSF体験をさせてもらいました。
邦画SFはハリウッドのような大作路線ではなく、劇中でも引用していた藤子不二雄先生が提唱したS (すこし) F (ふしぎ) 路線にまだまだ鉱脈があると思えたので、こーゆう作品がもっと増えていってほしいなぁ~。
ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作)/出演:オリヴィア・コールマン 他/監督:マイケル・リアンダ/上映時間:113分
「AIの暴走」「家族の絆」といった、映画的にはよくある題材を主軸にしながらも、とてもフレッシュな感覚に満ちあふれた良作アニメ!
矢継ぎばやに挿入されるラクガキのようなビジュアル・エフェクト、絶妙な小ネタの数々など、とにかくテンポの良さが抜群。キャラクターデザインは好みが分かれそうですが、手描きっぽい質感のグラフィックが主人公一家のデコボコぶりとマッチしていて良かったと思います。やっぱりフィル・ロード & クリストファー・ミラーのコンビが絡んだ作品は、頭ひとつ抜きん出てますねぇ~。
浅草キッド(2021年製作)/主演:柳楽優弥/監督:劇団ひとり/上映時間:122分
師弟関係の物語ではありますが、誰もが人生において「お世話になった人」を思い起こさずにはいられない、心に染み渡る一作。
まぁとにかく柳楽優弥のたけしっぷりが素晴らしすぎ! 役者ならではのアプローチで挑んだ「ビートたけし像」は、モノマネとは一線を画す完成度だったなぁ~。師匠役の大泉洋はシリアスなシーンはもちろん、コントのシーンもさすがの切れ味でしたね。あらためて彼の「お笑いスキル」の高さを実感しました。
ライズ・オブ・ミュータント・タートルズ THE MOVIE(2022年製作)/出演:ベン・シュワルツ 他/監督:アンディ・スリアーノ、アント・ウォード/上映時間:82分
2018~20年まで放映されたTVアニメ『ライズ・オブ・ザ・ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』が劇場版として復活!
コミック調のキレのあるビジュアルとテンポ感の良さもさることながら、とにかく「少年漫画」のど真ん中をいくような胸アツの王道展開にシビレました。これは劇場で観たかったなぁ~。本作を機に日本ではスルーされてしまったTVシリーズ版も、ぜひとも配信してほしい!Netflixさんお願いします!
プレデター:ザ・プレイ(2022年製作)/主演:アンバー・ミッドサンダー/監督:ダン・トラクテンバーグ/上映時間:100分
狩猟型エイリアン「プレデター」の関連作第7弾。今回の舞台は1700年代初期のアメリカ大陸。大自然の中で暮らすコマンチ族の少女ナルが、突如飛来したプレデターに立ち向かう!
個人的には主演女優さんにもっと野性味と精悍さが欲しかった気がしましたが、プレデター作品としては見事な出来栄え! 伏線の小ネタをしっかり生かしたクライマックスの闘いは、まさに手に汗握る展開で大興奮でした。あと、プレデターのデザインが時代設定に合ったちょっと原始的な造形になっていて、めちゃカッコよかったなぁ~。フィギュア化希望!
デイ・シフト(2022年製作)/主演:ジェイミー・フォックス/監督:J・J・ペリー/上映時間:113分
家族には内緒で、デイ・シフト(昼間勤務)でバンパイア退治を遂行する男の活躍を描いたアクションコメディ。
ありがちな設定 & 筋書きながらも、87イレブン・プロダクションによるアクションシーンがやはりキレっキレで最高! この高レベルのアクションが作品の推進力になっているので、ラストまでしっかり楽しめました。バディものとしても面白くなりそうなので、続編作ってほしいなぁ~。
殺人鬼から逃げる夜(2020年製作)/主演:チン・ギジュ/監督:クォン・オスン/上映時間:104分
連続殺人事件の犯行現場に出くわしてしまった聴覚障害のある女性が、犯人に命を狙われることになる韓流スリラー。
犯人(殺人鬼)が自信過剰キャラなため、逃げられる隙が多くてモヤモヤしましたが、聴覚のハンデから生じる心理戦は緊迫感があって見応えありました。でも『逃走中』ばりのシンプルな追いかけっこもけっこう多くてビックリw ひたすら逃げまくった主人公が、胸クソな殺人鬼に一矢報いるクライマックスはスカっとしました!
ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作)/出演:アニャ・テイラー=ジョイ 他/監督:エドガー・ライト/上映時間:116分
作品自体の面白さもさることながら、とにかく曲使いがサイコー。『ベイビー・ドライバー』もシビレましたが、エドガー・ライトの選曲センスにあらためて脱帽です。こんなオシャレなホラー映画、初めて観たかも。
結末への展開がちょっと読めてしまったのが惜しい気もしましたが、トーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイの美麗すぎる共演は、ひたすら眼福でありましたw
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作)/出演:古谷徹 他/監督:安彦良和/上映時間:108分
TVアニメ「機動戦士ガンダム」の第15話「ククルス・ドアンの島」を長編映画化。
アニメ版「THE ORIGIN」はシャアが主軸だったので、ようやく観たかった「ガンダム」が観れたという感じ。アムロを筆頭に、あのホワイトベースの面々がブラッシュアップされた最新の安彦画で観れるありがたさに、ただただ感激。あと、メカのCG描写が「THE ORIGIN」よりもクオリティが上がっている感じで、違和感がなく素晴らしかったです。ドアンの「作画崩壊ザク」カッコ良すぎ!w
シャドウ・イン・クラウド(2020年製作)/主演:クロエ・グレース・モレッツ/監督:ロザンヌ・リァン/上映時間:83分
いい意味で予想を裏切るタイプの作品でしたね。ほぼ爆撃機の機内だけでの展開なんだけど、あきさせない構成と演出がなかなか上手かったなぁ。
グレムリン(機械に悪戯をするという架空の生物)は精神的なメタファーかと思いきや、しっかり実在扱いでビックリw そこからはもう「何を見せられてるんだ!?」という感じでしたが、クロエちゃんの魅力にも引っ張られ、ラストまで一気に楽しめてしまいました。
レイジング・ファイア(2021年製作)/主演:ドニー・イェン/監督:ベニー・チャン/上映時間:126分
ドニー・イェンとニコラス・ツェーの共演を見るのは「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」(2006年公開)以来でしたが、期待どおりの最強のマッチング! ふたりのキレッキレな立ち回りにラストまで釘付けでした。
ドラマとしての見応えもさることながら、本作の肝(きも)はやはりアクション。通行人も巻き込んだ街中での大胆なガン & カーアクション、そしてクライマックスでのドニー・イェン vs ニコラス・ツェー戦は別料金払ってもいいくらいの好カード!全人類必見です!
エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作)/主演:ミリー・ボビー・ブラウン/監督:ハリー・ブラッドビア/上映時間:130分
1作目も面白かったけど、続編となる本作は面白さが格段にアップ! コメディとシリアスの絶妙なバランスとテンポ感、推理ドラマとしてのクオリティ、どこをとってもかなりブラッシュアップされた仕上がりになっていたと思います。
キャスト陣はすっかり板に付いた感じでみんな素晴らしかったなぁ。不気味で小憎らしい新キャラのグレイル警視もサイコーでしたw 次回作(製作希望!)はシャーロックにおけるモリアーティのような、エノーラの宿敵の登場なんかも期待してます。
アイの歌声を聴かせて(2021年製作)/出演:土屋太鳳、福原遥 他/監督:吉浦康裕/上映時間:108分
女子高生の姿をしたAIロボットのシオンと、シオンの開発者の娘・サトミ & クラスメイトたちが織り成す青春アニメ。
序盤のコメディタッチな流れも良いのですが、何といっても後半のエモすぎる展開が見事でした!
特にシオンの素性が明かされるくだりは、怒濤の伏線回収から泣かしにかかるという容赦ない演出なので、まんまと涙腺をやられました∙∙∙∙w これ、実写化してもかなり面白くなるんじゃないかなぁ~。
バーバリアン(2022年製作)/主演:ジョージア・キャンベル/監督:ザック・クレッガー/上映時間:103分
内容的にはオーソドックスなバケモノ系ホラーなんだけど、ひねりの効いたストーリー構成が見事! 構成の妙で後半の展開はグイグイ引き込まれました。ホラーとしてはもちろん、単純にエンタメとして面白かったです。
脚本・監督を務めたザック・クレッガーは、単独ではこれが初監督作とのこと。ホラーじゃない作品もぜひ観てみたい!
RRR(2022年製作)/主演:N・T・R・ラオ・ジュニア/監督:S・S・ラージャマウリ/上映時間:179分
評判どおりのエンタメ要素全部乗せムービー! 映像、演出、音楽∙∙∙∙とにかく圧倒されっぱなしの3時間でした。なんかもう面白すぎて涙出ましたよw
特にやられたのが音楽。ダンスシーンはもちろん、気持ちを高揚させまくるインド特有のパンチのあるリズムと旋律に、終始爆アガり状態だったなぁ~。他のエンタメ系作品を観るのは、ひとまず本作の強烈な余韻がさめてからにしようと思います∙∙∙∙。
ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作)/出演:ユアン・マクレガー 他/監督:ギレルモ・デル・トロ、マーク・グスタフソン/上映時間:117分
ロバート・ゼメキスが実写リメイクした『ピノキオ』は焼き直し感しかなかったけど、本作はタイトル通りのデル・トロ風味あふれるちょっぴりダークなアレンジが素晴らしかったです。
舞台設定を閉塞感のある戦時下にしたことで、ピノッキオの無邪気さが際立ってましたね。国に操られる人間たちと、自由奔放な人形(ピノッキオ)という対比構造になっていたところも上手いなぁと思いました。でもまぁとにかくストップモーションアニメとしてのクオリティがエグいので、観といて絶対に損のない作品です!
ブラックアダム(2022年製作)/主演:ドウェイン・ジョンソン/監督:ジャウム・コレット=セラ/上映時間:124分
ドウェイン・ジョンソン(以下ロック様)はリアルに暴れてナンボだと思っていたので期待値低めだったのですが、いやいやどうして、SFXバリバリのスーパーヒーローものもイケますね~。
やはりロック様は圧倒的な絵ヂカラがあるので、「5000年の封印から復活した破壊神」というバケモノぶりも説得力ありありw ヒーローでもヴィランでもない“オレ様キャラ”が見事にハマっていたので、ラストまで一気に楽しめました。残念ながら興収面での赤字、スタジオ側のゴタつきなどがあって続編は無さそうですが、スーパーヒーローのロック様はぜひまたどこかで見てみたい!
— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — —
📺【BEST DRAMA】2022年に観たベストドラマ!
『死霊のはらわた リターンズ 』シーズン1〜3(全30話)
カルト人気を誇るサム・ライミの名作ホラー映画『死霊のはらわた』三部作の、その後の顛末を描いたホラーコメディドラマ。
すっかりオッサンになったアッシュが、またしても“死者の書”に振り回されるわけですが、その振り回されっぷりに迷いがなくてサイコーでした。過激なスラッシャー描写、死体を使った不謹慎ギャグなどが満載なので、万人にオススメは出来ませんが、こんな突き抜けたアホなドラマがあってもいいじゃないですかw
結論「やっぱりブルース・キャンベル最高!」
『ストレンジャー・シングス 未知の世界 』シーズン4(全9話)
前シーズンから約3年、メインキャストの少年少女たちもすっかり大きくなってどうなるものかと思っていましたが、期待を裏切らない最っ高の内容でした。
緊張感が途切れない巧妙すぎる展開はもちろん、主人公たちの成長ぶりについつい保護者目線で涙腺を刺激されまくり∙∙∙∙。ダファー兄弟の創作手腕、恐るべし!
渋谷でやってたPRONTOとのコラボカフェ、連日予約殺到で行けずじまいだったので、ぜひまたやってほしいなぁ〜。
— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — —
🎮【BEST GAME】 2022年にプレイしたベストゲーム!
Stray
サイバーパンクな世界で展開される、迷子のネコを主人公にしたADV。フランスの小規模なスタジオが開発した、いわゆる「インディーズゲーム」なんだけど、インディーズならではの発想力とゲームセンスの高さが光る作品でしたねぇ。途中ややキビしいアクションパートもありましたが、ニャンコの愛らしさと独特のSF感に最後まで引き込まれました。
オリオリワールド
アニメ『アドベンチャー・タイム』を彷彿とさせるグラフィックが目を引くスケボーアクションゲーム。横スクロールで展開される多彩なコースの楽しさもさることながら、とにかくスケボーでの疾走感が気持ち良すぎw トリップ感のあるチルなBGMも含め、ストレスフリーなプレイ感がクセになる良ゲーです。
Injustice 2
DCコミックスのキャラクターが総登場する、2017年発売の格闘ゲーム。残念ながら日本版は未発売だったのですが、これはもったいない!グラフィックのクオリティ、操作性、ストーリーモードの完成度など、めちゃ良く出来てます。特に注目なのは格キャラの超必殺技! 技が決まったときの痛快な演出( ↑ 動画参照)がどれもサイコーすぎますw
— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — —
🚀【BEST HOBBY】2022年に買ったベストオモチャ!
MINI EPICS(ALIEN:Ellen Ripley、Xenomorph、PREDATOR:Jungle Hunter)/WETA workshop
『ロード・オブ・ザ・リング』など、映画の特殊メイクやプロップ製作で知られる工房ウェタ・ワークショップから発売されている「ミニ・エピックス」というフィギュア・シリーズ。可動部分はありませんが、アニメ調にデフォルメされた造形と躍動感のあるポージングがどれもイイ!この絶妙なデザインセンス、ツボです。
— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — —
📚【BEST BOOK】2022年に読んだ面白かった本!
エレクトリック・ステイト/シモン・ストーレンハーグ 著
スウェーデンの作家シモン・ストーレンハーグによるグラフィックノベル。ディストピア世界を舞台に、少女ミシェルと小型ロボットが旅をするというストーリー。
まぁとにかくストーレンハーグが描くアートワークが素晴らしすぎ! 空想とリアルが絶妙に混在するディストピアの描写がホントに見事で、すっかり魅了されてしまいました。Netflixで映画化が決まってるらしく、なんと監督はルッソ兄弟、主演は『ストレンジャー・シングス』のミリー・ボビー・ブラウンとクリス・プラットとのこと。こりゃ楽しみだ♪
— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — —
🎧【BEST MUSIC】2022年のベストミュージック♫
● MONDO GROSSO『IN THIS WORLD feat. 坂本龍一』
● ザ・リーサルウェポンズ『昇龍拳が出ない feat.カプチューン』
● ザ・リーサルウェポンズ『ねこねこヘヴン feat.上坂すみれ』
● ザ・リーサルウェポンズ『シューティングスターレディオ feat.宇多丸,スーパー・ササダンゴ・マシン』
● Tokimeki Records feat. ひかり『透明なガール 〜Dye me〜』
● Tokimeki Records feat. ひかり『Sweet Escape』
● Tokimeki Records feat. ひかり『One More Kiss』
● Deep Sea Diving Club『Left Alone feat. 土岐麻子』
● Night Tempo『Be With You (feat. Ai Furihata)』
— — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — — —
🎉【Goodbye 2022】今年の私的総括
おかげさまで今年は単行本を3冊も出すことができました!ご愛読していただいている皆様に感謝感謝でございます!🤣 あと夏に『おしりダンディ ザ・ヤング』のスタッフでひさびさの食事会をやれたことも嬉しかったです。コロナの状況にもよるけど、来年はもっと気軽に集まれる機会が増えるといいなぁ。