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Akihiro Kikuchi's Miscellaneous notes

マイ ベスト アワード2023

年を越えてしまいましたが、昨年の個人的趣味総括です!

🎥【BEST MOVIE】2023年に観たベスト映画

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作)/原作・脚本・監督:井上雄彦/出演:仲村宗悟笠間淳、神尾晋一郎 他/上映時間:124分

「うわっ、井上雄彦の絵が動いてる !!」というアニメーションとしてのインパクトに、とにかくやられました。『スパイダーバース』の衝撃に匹敵するというか、これは確実にアニメーションのまた新たな扉を開けちゃいましたね。

主軸となる宮城リョータのやや重い過去エピソードと、試合パートの流れがちょっとシンクロしてない感もありましたが、結果的には試合が最高すぎたので大満足!アニメ観賞というより完全に「スポーツ観戦」をした気分で映画館を後にしましたw

名セリフもしっかり盛り込んであったし、宮城以外のスタメンキャラたちの、それぞれの見せ場もシビレたなぁ~。

 

 NOPE/ノープ(2022年製作)/脚本・監督:ジョーダン・ピール/出演:ダニエル・カルーヤ、キキ・パーマー 他/上映時間:131分

ジョーダン・ピール作品らしからぬ、かなり直球なエンタメ路線に振り切っていたところがいい意味で予想外で、とても面白かったです。

個人的に「未確認飛行物体 or 生物」は大好物ジャンルなので、スマートで秀逸な演出も相まって、終始ワクワクが止まりませんでしたw

得体の知れないアイツも含め、人間以外の生き物との関係性を考えさせられる映画でもあったわけですが、ゴーディ(チンパンジー)のエピソードはトラウマ級に怖かったなぁ…。

 

バイオレント・ナイト(2022年製作)/監督:トミー・ウィルコラ/出演:デヴィッド・ハーバー、ジョン・レグイザモ 他/上映時間:101分

ホーム・アローン』と『ダイ・ハード』の旨味をきっちりと継承した、クリスマス映画の新たな名作誕生!? バイオレンスとファンタジーのバランスが絶妙な素晴らしい娯楽作品でしたw

サンタクロース役のデビッド・ハーバーがとにかくハマってましたね~。やさぐれた傍若無人さの中に、サンタとしての聖人さもしっかりと感じさせる見事な演技だったと思います。サンタの代行業を経験してきたすべてのパパ&ママたちに贈る最高のファンタジー映画じゃないでしょうか。

 

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作)/脚本・監督:ダニエル・クワンダニエル・シャイナート/出演:ミシェル・ヨーキー・ホイ・クァン 他/上映時間:132分

自分の理解能力の低さ故に「なんかスんゴいものを観せられてるけど、頭の処理が追いつかねえぇぇ~!」というのが正直な感想。観賞後はかなりヘトヘトになりました…w

ホームドラマに壮大なマルチバース設定をぶち込むという発想の斬新さと、それをしっかり物語として昇華させているところが見事でしたね。「バース・ジャンプ」は発明級のギミックだったなぁ。好みがハッキリ別れるタイプのクセつよ作品ですが、確実に他にはない映画体験が味わえる重要作だと思います!

 

ブラック・フォン(2022年製作)/監督:スコット・デリクソン/出演:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ 他/上映時間:104分

正体不明の男に誘拐され、地下室に監禁されてしまった少年フィニーの脱出劇を描くサスペンスホラー。原作が短編小説ということもあり、サクッとドキドキできる良作でした。

スピリチュアル要素が重要なアクセントになっていて、それが最終的に家族の絆に結実していく流れは見事だったなぁ~。「後味の良いホラー映画」を求めている方にオススメです!

 

 

 トップガン マーヴェリック(2022年製作)/監督:ジョセフ・コシンスキー/出演:トム・クルーズマイルズ・テラー 他/上映時間:131分

36年ぶりの続編ですが、前作の雰囲気を見事に踏襲(完コピ?)していたので、すんなり楽しむことができました。今回はマーヴェリック(トム・クルーズ)が教官として新人パイロットたちを育成することになっていましたが、やっぱり誰よりも飛びまくってましたねw

かつての相棒グースの息子との絡みは『クリード』を彷彿とさせる胸アツさがあったし、渓谷を攻めるクライマックスのミッションは『スター・ウォーズ』ep4のデス・スター攻略の興奮を思い起こさせるものがあったりと、いいとこ取りの面白さも詰まっていてサイコーだったなぁ。あと、喉の病気を押して出演してくれたヴァル・キルマーには感謝しかありません。ありがとうアイスマン!(泣)

 

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作)/監督:イ・サンヨン/出演:マ・ドンソク、ソン・ソック 他/上映時間:106分

マ・ドンソク扮する豪腕刑事の活躍を描いた『犯罪都市』(2017年公開)の続編。バイオレンス・アクションとコメディ要素のバランスがとにかく絶妙で、前作よりも格段に面白かったです!

刑事モノなのにガンアクションがほぼ無いのが本作のスゴいところ。刃物で襲いかかって来る悪党どもに拳(こぶし)ひとつで立ち向かうマ・ドンソクが最高すぎます。これぞまさに鉄拳制裁!同僚の刑事たちや脇役もいいキャラぞろいだったので、3作目も楽しみだなぁ。マ・ドンソクが最強すぎるので、次はピンチに追い込まれる展開が見てみたいですw

 

 モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作)/監督:リュ・スンワン/出演:キム・ユンソク、ホ・ジュノ 他/上映時間:121分

1990年、ソマリアの首都モガディシュで内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちの脱出劇を描く、実話をベースにしたアクション・サスペンス。

見どころは窮地に追い込まれた韓国と北朝鮮の大使たちの関係性の変化。展開的には胸アツなんだけど、これが単なる美談で終わらないところが切ない…。広大な屋外セットで再現された当時の空気感、大勢の黒人キャストによるリアルな異国感、クライマックスでの壮絶なカーアクションなどなど、見せ場も多くてホントに見事だったなぁ~。あらためて韓国エンタメのパワーに圧倒される1本でした。

 

さかなのこ(2022年製作)/監督:沖田修一/出演:のん、柳楽優弥夏帆磯村勇斗 他/上映時間:139分

ミー坊(さかなクン)役に、のんをキャスティングしたのは大正解!男性が演じた場合、たぶん誰がやってもモノマネっぽくなっていただろうし、これはのんが放つ絶妙なジェンダーレス感が見事にフィットしてましたね。

ミー坊の個性を全肯定する母親(演:井川遥)の、おだやかながらも芯のある姿勢にも感動。さかなクンのあの唯一無二のキャラクター性は、こういった周りの温かい環境も含めて完成した“ひとつの奇跡”なのかもなぁ~。

 

 

  スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作)/監督:ホワキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズジャスティン・トンプソン/脚本:フィル・ロードクリストファー・ミラー、デヴィッド・キャラハム/出演:シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド 他/上映時間:140

1作目も文句ナシの傑作でしたが、明らかに超えてきましたねぇ~。さらに飛躍したビジュアル表現、抜群すぎるテンポ感、良すぎる選曲センス、そして何より練り込まれたシナリオがホントに素晴らしかったです!

次回作『ビヨンド・ザ・スパイダーバース』にガッツリまたがる内容になっているので、それまではヘビロテ観賞することになりそうですw

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作)/監督:ジェームズ・ガン/出演:クリス・プラットゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン 他/上映時間:150分

三部作ものでここまで盛り上がるフィナーレを迎えた作品があったであろうか!? というくらい笑って泣けてスカッとする大満足の2時間半でした!

ロケットの生い立ちが今回明らかになるわけですが、想像以上にツライものでしたねぇ。実験動物たちの描写の容赦の無さに、ジェームズ・ガンらしさをビシビシ感じました…w

ガモーラの復活はちょっと無理があるかなぁ~と思いましたが、フィナーレに彼女が絡まないのはやっぱり寂しすぎるので、結果オーライでしょう。ともかく愛すべき連中の盛大な卒業パーティーに参加したような、多幸感あふれる最高のエンタメ大作です!

 

 ザ・フラッシュ(2023年製作)/監督:アンディ・ムスキエティ/出演:エズラ・ミラーベン・アフレックマイケル・キートン 他/上映時間:144分

ジャスティス・リーグ』でも活躍したDCコミックスの超速ヒーロー・フラッシュの単独主演作。前評判の高さどおり、エンタメど真ん中の面白さ!DC作品らしからぬ明るさと笑いに満ちたスーパーヒーロー娯楽大作でした!

タイムリープ(&タイムパラドックス)という、こすり倒された題材を扱いながらも、軽妙なテンポ感と気の効いたアイデア、ダイナミックなビジュアルエフェクトで新たな面白さを確立してましたね。2役を演じきった主演のエズラ・ミラーも素晴らしかったなぁ~。あとラストの大オチはマジ最高。ジ⚪︎ージ・ク⚪︎ーニーありがとう!w

 

エスター ファースト・キル(2022年製作)/監督:ウィリアム・ブレント・ベル/出演:イザベル・ファーマン、ジュリア・スタイルズ 他/上映時間:99分

ネタバレ厳禁の傑作スリラー『エスター』の、まさかの13年ぶりの続編。

エスター役のイザベル・ファーマンはすっかりオトナ顔になっていたので、さすがにちょっと無理が…と思いましたが、彼女にしか出せない圧倒的な不気味さは健在。そんな違和感を帳消しにする存在感と、ツイストの効いたシナリオの面白さも相まってグイグイ引き込まれました。さすがに1作目を越えるほどの内容ではなかったけど、「エスター」のルーツが知りたい方はぜひ!

 

 グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作)/監督:横山翔一/出演:杏花、ヤマダユウスケ、架乃ゆら 他/上映時間:102分

東京オリンピックの開催に伴い、外国人観光客への配慮などの理由によりコンビニから姿を消す事となった成人雑誌。そんな激動のタイミングに成人雑誌編集部へ配属されてしまった女性社員の奮闘を描く実話ベースのドラマ。

成人雑誌作りの裏側を覗き見る楽しさと、エロを仕事にすることになってしまった主人公の苦悩ぶりが面白かったです。全体的にコメディ調のライトなノリで描かれていますが、衰退していく成人雑誌業界の光景は真実味があって、なんともいえない寂しさはグッと来るものがありました。

それにしても東京五輪が決まってからの数年は「ニッポン最高!」みたいな自画自賛ムードと、大慌てで臭いものにフタをしようとする風潮が混在していて、なんかカッコ悪かったなぁ…。

 

バービー(2023年製作)/監督:グレタ・ガーウィグ/出演:マーゴット・ロビーライアン・ゴズリングウィル・フェレル 他/上映時間:114分

公式サイトのやらかしで、公開前にがっつりマイナスイメージが付いてしまいましたが、やはり作品の内容とはまったくの無関係。実写になったバービー&ケンたちが躍動する最高に楽しいファンタジック・ムービーでした!

とはいえ、楽しさだけのストレートなエンタメではなく、グレタ・ガーウィグ監督作ならではの明確なメッセージが込められいるのが本作の重要なポイント。

フェミニズム色強めの味付けは賛否が分かれそうですが、それは様々なバッシングと共に歩んできた「バービー」という玩具が持つ避けられないテーマ性でもあるので、その辺の盛り込み方は逆に上手いなぁ~と思いました。「オモチャ映画」のジャンルに一石を投じる新たな名作の誕生です!

 

 ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作)/監督:ジェフ・ロウ/出演:シャモン・ブラウン・Jr、ニコラス・カントゥ、ジャッキー・チェン 他/上映時間:99分

正式名称『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』の“ティーンエイジ”の要素にフォーカスした本作。そういえばタートルズってティーンエイジャーだったんだなぁ~と、あらためて気づかされつつ、10代丸出しのワチャワチャ感がひたすら楽しかったです。ラクガキ調のファンキーなビジュアルデザインも素晴らしい!

展開がかなり王道だったのがちょっと残念でしたが、トータル的にはツボを押さえた娯楽性の高い仕上がりだったので、観に行って良かったです。最新の原作コミック(『ラスト・ローニン』)がシリアスな激重路線で進行してるので、なんかすごくホッとしましたw

 

コカイン・ベア(2023年製作)/監督:エリザベス・バンクス/出演:ケリー・ラッセル、オシェア・ジャクソン・Jr、オールデン・エアエンライク 他/上映時間:95分

アニマルパニック系のベタなB級映画だと思って期待値低めで鑑賞したら、かなりしっかりした作りの作品だったので良い意味で予想外!やはり製作にフィル・ロードクリストファー・ミラーが参加してるだけあって、並のB級映画ではなかったですね。

物語のメインはもちろんコカインで凶暴化しちゃったクマちゃんなんだけど、それを取り巻く様々な人間たちのドラマがなかなか秀逸で面白かったなぁ~。グロ描写を含めた恐怖演出とコメディテイストのバランスもいい塩梅だったと思います。パニックものなのに、絶妙なホッコリ感も味わえるニクめない良作です!

 

 FALL/フォール(2022年製作)/監督:スコット・マン/出演:グレース・フルトン、バージニア・ガードナー 他/上映時間:106分

東京スカイツリー並みの鉄塔のてっぺんに取り残されてしまった女子2人の運命を描く、高所恐怖症の方は視聴厳禁のサバイバル・スリラー。

ワンシチュエーションものとしては上出来!シンプルな筋書きの中に前フリを効かせたアイデアが盛り込まれているので、ラストまでしっかり楽しめました。それにしても主人公たちが趣味にしていた「フリークライミング」って恐ろしすぎでしょ。僕にはその魅力がまったくわかりません…w

 

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作)/監督:ジョエル・クロフォード/出演:アントニオ・バンデラスサルマ・ハエック、フローレンス・ピュー 他/上映時間:100分

11年ぶりのシリーズ続編。なぜ今になって??…と、ちょっと懐疑的な気持ちで観てみたのですが、主人公の可愛くてカッコイイ猫・プスの魅力は健在!王道のファンタジー活劇をたっぷり堪能させてもらいました。

中でも『スパイダーバース』の手法を取り入れ、アップデートされたアクションシーンは目を見張るものがあったし、胸アツすぎるクライマックスの展開も実にお見事。そしてラストカットは、本作が『シュレック』のスピンオフだったということを思い出させてくれる素晴らしい締め方だったなぁ~。

 

 #マンホール(2023年製作)/監督:熊切和嘉/出演:中島裕翔、奈緒、 永山絢斗 他/上映時間:99分

帰宅途中にマンホール内に転落してしまった男性会社員の脱出劇を描く、ワンシチュエーション・サスペンス。

いろいろと腑に落ちない部分もあったんだけど、仕掛けの多いシナリオの面白さに引き込まれました。軸となる展開がSNSなので、すべてをPC画面で見せる映画『search』に似た印象もありましたね。主演の「Hey! Say! Jump」中島裕翔さん、役者としては初めて観ましたが見事な演技でした!このまんま単独で舞台化しても面白いんじゃないかなぁ〜。

 

search/#サーチ2(2023年製作)/監督:ニック・ジョンソン、ウィル・メリック/出演:ストーム・リード、ニア・ロング、ヨアキム・デ・アルメイダ 他/上映時間:111分

ほぼPCの画面上だけで展開するサスペンス映画『search』(2018年公開)のシリーズ第2弾。今回の主人公は女子高生のジューン。不可解な失踪を遂げた母親の行方を、デジタルツールを駆使して捜索を開始する。

前作がかなり面白かったのでハードル上げて観たのですが、今作もしっかり面白かったです!ビジュアルのギミックに頼らない秀逸な筋立てと演出で、見事なサスペンスに仕上がってましたね〜。主人公のジューンと同じく自分もMacユーザーなので、リアリティと臨場感がとにかくハンパなかったです…w

 

 リトル・バットマン クリスマスの大冒険(2023年製作)/監督:マイク・ロス/出演:ルーク・ウィルソン、ヨナス・キブレブ、ジェームズ・クロムウェル 他/上映時間:96分

クリスマスにひとりで留守番することになってしまったダミアン少年(お父さんはバットマン)の奮闘を描いた長編アニメ。

絵本調の柔らかなビジュアルと、デフォルメの効いたキャラデザインがとても良い!ほぼ『ホーム・アローン』のような展開でしたが、ダミアンくんのへっぽこヒーローぶりがサイコーでした。こんなにほっこりするバットマン作品は初めて観たかもw 安心してオススメできるファミリー向けクリスマス・ムービーだと思います。

 

ワイルド・スピード ファイヤーブースト(2023年製作)/監督:ルイ・レテリエ/出演:ヴィン・ディーゼルミシェル・ロドリゲスジェイソン・ステイサムシャーリーズ・セロン 他/上映時間:141分

カーアクション大河ドラマワイルド・スピード』のシリーズ第10弾。『ワイルド・スピード MEGA MAX』(シリーズ5作目)で倒した麻薬王レイエスの息子ダンテが、ドミニク・ファミリーに復讐を仕掛ける!

過去エピソードを上手いこと活用したボスキャラ(ダンテ)のひねり出し方はお見事。ジェイソン・モモアの、陽気さと狂気が混在した悪役ぶりも良かったなぁ〜。あとはもう、まさにブーストがかかったようなハイスピード展開がとにかくスゴすぎ。相変わらずツッコミ要素だらけなんだけど、「細けえツッコミはさせねえぜ!」とでも言わんばかりの展開の早さに、ラストまでまんまとノセられました…w

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📺【BEST DRAMA】2023年に観たベストドラマ

『ムービング』(全20話)

韓国の同名ウェブ漫画を実写化。超能力を隠し持つ子供たちと、秘めた過去を持つ親たちが織りなす壮大なサイキック・アクションドラマ。

韓国版『X-MEN』のような設定なので、アメコミファン向けのライトなドラマなのかと思ったら、韓流ならではの骨太なヒューマンドラマを主軸にした作りになっていて、メチャメチャ見応えありました。もちろんアクションやVFXも抜かりのないクオリティで見事でした!

主要キャラが出揃ったところでメインストーリーを一旦止め、各キャラの過去エピソードをじっくり描いていくという全体構成も、なかなか大胆で面白かったなぁ〜。

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🎮【BEST GAME】 2023年にプレイしたベストゲーム

Bomb Rush Cyberfunk

ドリームキャストの名作『ジェット セット ラジオ』(2000年発売)の待望の続編!・・・ではなく全くの別スタッフによる完全新作。おいおい、パクリかよ!と思いきや、これがまた完コピレベルの素晴らしい仕上がりでビックリ。爽快感あふれる面白さもさることながら、テクノ、ファンク、HIPHOPなどで構成されたサウンド面もサイコーでした!

Eastward

荒廃した未来世界を舞台に、不思議な力を秘めた少女の珊(サン)と心優しい無口なおじさんのジョンが冒険の旅に出るアクション・アドベンチャー。まぁとにかく『MOTHER2』を彷彿とさせる緻密に描かれたピクセルアートが美しすぎ!ゲーム的にはオーソドックスな作りですが、『The Last of Us』のような情感と、ノスタルジックなSFテイストがクセになる良ゲーでした。

Evil West

西部劇の世界観で展開されるバケモノ退治ゲーム。ド直球な一本道仕様ですが、痛快さに特化したバトルアクションがとにかく最高!映画的な演出と、ヴァンパイアハンターの主人公が持つ多彩な武器のカスタマイズも楽しかったです。続編があるなら、ぜひオープンワールド化してほしいなぁ〜。

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🚀【BEST HOBBY】2023年に買っちゃったベストオモチャ

DR. GRORDBORT'S : THE RIGHTEOUS BISON - INDIVISIBLE PARTICLE SMASHER

昨年も紹介した工房「ウェタ・ワークショップ」から発売された銃のオモチャ。『第9地区』や『キングコング』(ピーター・ジャクソン版)などのデザインを手がけたグレッグ・ブロードモアの著作コミック『Doctor Grordbort』シリーズに登場する架空のアイテムです。プラスチック製でトリガー部分しか可動しないのですが、スチームパンク調のデザインがカッコ良すぎ!

冷凍怪獣 ソフトロドン

アマプロというメーカーから発売されたオリジナル怪獣ソフビ。ソフトクリームを怪獣化するというアイデアと愛くるしいデザインに一目ボレして思わず衝動買い!このソフトロドンは胴体が「ワッフルコーン」のBタイプで、他に「フレアトップコーン」「テイクアウトコーン」の2種も存在しますw

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📚【BEST BOOK】2023年に読んだお気に入り本

Spider-Man: Across the Spider-Verse: The Art of the Movie

「The Art of〜」と名の付く設定画集は大好きで、昔からよく買っているのですが、この『アクロス・ザ・スパイダーバース』はその中でも出色の一冊!

劇中に登場した素敵すぎるキャラクターたちと美麗なマルチバース世界をじっくりと堪能できる、アニメの関連本とは思えない極上のアートブックです。できればスパイダー・ソサエティに出てきた全スパイダーマンの設定も載せて欲しかったけど、それは無理か・・・w

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🎧【BEST MUSIC】2023年によく聴いた楽曲♫

The Chemical Brothers『Live Again ft. Halo Maud』 

The Chemical Brothers 『Skipping Like A Stone ft. Beck』 

●Kenta Dedachi『Goldfish feat. Raine』

●iri『Season』

●中川翔子『中川翔子』

●yama × キタニタツヤ『憧れのままに』

●KIRINJI『nestling』

●TESTSET『Moneyman』

●Ado『オールナイトレディオ』

●Oliver Heldens x Kylie Minogue『10 Out Of 10』

●Night Tempo『Shampoo (feat. Yu Hayami) 』

●TOKYO CITYPOP CANDY『哀色ロマンティック (feat. RaNa)』

●ザ・リーサルウェポンズ『ウェザーリポート』

 ●Tokimeki Records feat. ひかり 『WINDY SUMMER』

●パソコン音楽クラブ『Day After Day feat. Mei Takahashi(LAUSBUB)』

 

・・・というわけで、グッバイ2023年!

2024年も刺激的なカルチャー&ホビーに出会えますように😄