Kick-A Blog

漫画家・イラストレーター、菊池晃弘のブログです。

【Book】『ニンジャスレイヤー』

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アメリカ人の作家コンビ、ブラッドレー・ボンドとフィリップ・N・モーゼズによるサイバーパンク・ニンジャ活劇。とにかくケレン味あふれる・・というか「ケレン味だけ」 で勝負してるところがサイコーですww 小説はまったく読まないタチなのですが、試し読みをしてみたら遅まきながらハマってしまい、一気に第1部「ネオサイタマ炎上編」(原題:Neo-Saitama in Flamesの4冊を読み倒してしまいました。

 

物語の舞台は、電脳技術が発達した近未来の日本。平凡なサラリマン(←「サラリーマン」と表記しないところが、この作品の妙)のフジキド・ケンジは、ニンジャの抗争に巻き込まれ、妻子を殺されてしまう。そこで瀕死の重傷を負った彼に、突如ナゾのニンジャソウルが憑依。赤黒い装束と共にニンジャスレイヤー(ニンジャを殺す者)に変貌した彼は、すべてのニンジャに復讐を開始する!というのが大スジ。

 

ニンジャ特有のスピード感あふれる活劇描写の上手さもさることながら、「合成スシ」やら「オイランドロイド」「バイオスモトリ」「ゲイシャパンクス」・・・などなど、日本の文化をアメリカ人ならではの大胆すぎる解釈でマッシュアップした近未来描写が、とにかくスバラシイ! 英語でのニュアンスはどうなっているのかわかりませんが、このクセになる独特のテイストは、確実に翻訳チームによる言語センスの功績でしょうね〜。コミカライズやアニメも展開されていますが、個人的には文字によるパフォーマンスを楽しむべき作品だと思います。

 

現在は第3部「不滅のニンジャソウル編」へ突入してるので、早く追いつかねば! Wasshoi!!!