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Akihiro Kikuchi's Miscellaneous notes

【Game】『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』

PS4ソフト『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』(原題/Uncharted 4: A Thief's Endを遅まきながらクリア。「PLAYする映画」というキャッチコピーに偽りはなく、ゲームと映画の垣根を軽々と越えた圧巻の超大作でした! 本作がシリーズ初プレイだったのですが、やめどきがわからなくなる底なしの面白さに、いい意味で死にそうになりました・・・ww コレはもう、間違いなくエンタメの新たな到達点でしょうね。

とにかく文句のつけどころがないんだけど、中でもCGキャラの演技力には脱帽。何気ない仕草や表情(特に目線の動き)、会話運びなど、PS4の高精細なグラフィック表現も相まって、実在の役者顔負けのパフォーマンスを見せてくれてます。モーションキャプチャーを使ってるとはいえ、ここまでナチュラルな役者ぶりを実現させた開発陣『NAUGHTY DOG』の技術力は恐ろしいですね〜。

 

あとこの小ネタ。主人公のネイサンが自宅の初代PSで『クラッシュ・バンディクー』(懐かしっ!)をプレイするというくだりも、プレステの劇的な進化過程を目の当たりにさせてくれてスゴかったです。初代PSって、発売された当時はけっこう衝撃を受けたんだけどなぁ〜。気のせいだったのかな?ww

本作でシリーズ終幕なのはかなりもったいない気がしますが、このノウハウを受け継ぐことになる(であろう)次回作はムチャクチャ楽しみですね〜。個人的にはレーティングはなるべく上げずに、このままのバランスで王道のエンタメ路線を極め続けてほしいと願ってます。そういえば、元ネタ(?)の『インディ・ジョーンズ』シリーズはハリソン・フォード(現在73歳)主演で続行するそうですが、無理せずに本作のフォーマットを使ってゲーム化しちゃった方が絶対面白いと思うんですけど・・・ww

【Movie】『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』

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<あらすじ> マックス(主人公)は女優の母親・アマンダを、交通事故で亡くしてしまう。それから3年後のある日、女子大生になったマックスは母の代表作だったB級ホラー映画『血まみれのキャンプ場』のリバイバル上映に招待され、友人たちと劇場へ。ところが上映中に火災が発生。マックスたちはスクリーンを破って脱出し、難を逃れた・・・かに思われたが、そこはさっきまで観ていた映画『血まみれのキャンプ場』の中の世界だった!生前の母と思わぬ再会を果たすマックスだったが、母は脇役なので必ず殺されてしまう!マックスは素性を隠し、母をファイナル・ガール(殺人鬼にとどめを刺す役のヒロイン)にしようと画策するが、はたしてシナリオを変えることはできるのか!?

TBSラジオライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルの企画「シネマランキング2015」で、スクリプト・ドクターでもある三宅隆太監督の推薦コメントを聴いてから観よう観ようと思っていたDVDスルー作品です。先週まで新宿のシネマカリテでレイトショー公開されてたので、観に行きたかったんだけどね〜。残念ながら行けずじまいだったので、オンデマンドで鑑賞しました。

ぶっちゃけ『13日の金曜日』と『ラスト・アクション・ヒーロー』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のいいとこ取りのホラーコメディなのですが、よく出来てたなぁ〜。ズバリ、コレは掘り出し物! 面白かった!

この手の低予算モノにありがちなバカ映画路線に走らず、しっかりと内容で勝負しているところが素晴らしいです。物語の中心となるのは、ホラー映画でのお約束キャラ(エッチの最中に殺されてしまう役)の母親と、母を守るためにエッチさせまいと奮闘する娘のドラマ。これって一見バカバカしいんだけど、じつは決められた運命に立ち向かうドラマでもあるんだよね。なので、クライマックスで訪れる母娘のドラマの結末には、かなりグッとくるものが・・・・。と思いきや、ラストのオチは爆笑。見事な締めでしたww

巧みなプロット、ポップな絵作り、80'sホラーの再現ぶり・・・などなど、随所に光るものがある作品だったので、ぜひこのスタッフ陣でもう1本撮ってほしい!

【GAME】『MOTHER2 ギーグの逆襲』

f:id:kicktick43:20160324185653j:plainNewニンテンドー3DS用のバーチャルコンソール任天堂の配信サービス)のラインナップに、今月からスーパーファミコンのソフトが! ウレシ懐かしい第一弾は『スーパーマリオワールド』、『F-ZERO』、『スーパードンキーコング』、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』、『MOTHER2 ギーグの逆襲』の5タイトル。

どれも思い出深いゲームばかりなのですが、ひさびさにRPGをやりたくなったので『MOTHER2 ギーグの逆襲』(オリジナルは1994年発売)をダウンロード購入してみました。懐かしさの反面、さすがに20年以上前のゲームなので「あの頃の感動が劣化して上書きされてしまうかも・・・」という不安もチラリ。でも、いざゲームを始めてみれば、まったくノープロブレム! 古臭さは微塵もなく、むしろ洗練されたゲームデザインをあらためて実感。遊びゴコロあふれるテキストと、胸キュンサウンドが織りなす至福のグルーヴ感は、あの頃のままでした。

ゲームのエピローグ、いっしょに戦った仲間たちと別れて、ひとり歩いて帰路につく主人公。そんな彼の後ろ姿を見ていたら、思わずジ〜ンとくるものが・・・。愛読書を20年ぶりに読み返した感じというか、やっぱり名作はいつになっても名作ですねぇ。

【TV】『SUPERGIRL/スーパーガール』

スーパーマンの従妹、カーラ・ゾー=エルの活躍を描くテレビドラマ『スーパーガール』の1〜2話を見ました。

『スーパーガール』といえば、1984年に公開された劇場版から数えると、じつに31年ぶりの映像化! 映画もテレビドラマもアメコミブームな昨今ですが、さすがにちょっとこれはネタ切れ感が・・・ww  などとヤボな心配をしつつ鑑賞してみたら、予想を超える上出来な内容に感動! メチャ面白かったです!

まぁ、なんといっても主演(スーパーガール役)のメリッサ・ブノワがイイ! 凛々しいし、キュートだし、とにかく輝きまくってます。カラっと明るい作風のドラマを、彼女の存在がさらに華やかにしてますね〜。これはハマり役だと思います。ただ、お約束とはいえ、スーパーマン同様メガネひとつで正体がバレないっていう設定って、そろそろどうなんでしょ?ww

劇場版でスーパーガールを演じていたヘレン・スレイターが、地球での養母役で出演してたり、超高速ヒーロー『ザ・フラッシュ』とのクロスオーバーもあるようなので、今後の展開も楽しみです。本家『スーパーマン』もこれくらいの明るいタッチでやってくれないかなぁ〜。

マイベストアワード2015

【BEST MOVIE】 2015年に観た映画ベスト10!

 

1位 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒

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監督:J・J・エイブラムス/脚本:ローレンス・カスダンJ・J・エイブラムスマイケル・アーント/出演:デイジー・リドリージョン・ボイエガアダム・ドライバーハリソン・フォード他/上映時間:136分

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公開日が決まった時点(昨年の5月)から、勝手に今年の暫定1位にしておいたのですが、その期待にキッチリ答えてくれました!!

フレッシュな新キャラと歴代キャラの見事なアンサンブル! アゲアゲでキレッキレなアクション演出! 作り物(クリーチャーや実物大のファルコン号など)とCGの絶妙な使い分け! エピソード6からの流れを生かしたデザインまわりの秀逸さ!・・・などなど、確実にアップデートされた『スター・ウォーズ』を魅せてくれましたね〜。ストーリーラインについては「エピソード4のまんまじゃねえか!」と言われてるようですが、あれは意図的なファンサービスでしょ。個人的には「スター・ウォーズを観てる感」があふれまくりで、終始ニヤニヤしっぱなしでしたw あとはとにかく主人公のレイ役に大抜擢されたデイジー・リドリーが最高!ということに尽きますね。カッコイイし、カワイイし、新たな三部作を引っ張っていくチカラ(フォース?)を十二分に持った逸材だと思います。このぶんだと今後のエピソード8と9も、その年の1位になりそうだなぁ〜。

 

2位 『マッドマックス/怒りのデス・ロード』

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監督:ジョージ・ミラー/脚本:ジョージ・ミラー、ブレンダン・マッカーシー、ニコ・ラザウリス/出演:トム・ハーディシャーリーズ・セロンニコラス・ホルトヒュー・キース=バーン他/上映時間:120分

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スピルバーグの『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』、ジョージ・ルーカスの『スター・ウォーズ』エピソード1〜3など、シリーズの生みの親が数十年ぶりに手がけた新作って、どれも評判がよろしくないものばかり。そんなイヤな前例がある中、この作品も約30年ぶりにジョージ・ミラーが手がけたものだったので、正直期待値は低めでした。 ・・・が、しかーし! フタをあけてみたら、前例を軽く打ち破るとんでもない傑作映画でした!!

まずビジュアルの美しさに感動! ロケーション、衣装デザイン、武装マシンの作り込み・・・どれをとってもカンペキに『マッドマックス』してました。そして全編ほぼアクションシーンという選択はけっこうなチャレンジだったと思うけど、これがまた大正解! アクセルを全開にしつつ、緩急の効いた演出の見事さもあって、ラストまで一気にもっていかれましたよ。とにかく、今までに味わったことのない高揚感に満ちあふれてます。1作目の『マッドマックス』もインパクトありましたが、本作もまたアクション映画史に確実に名を刻むエポックメイキングな1作となりましたね〜。70代とは思えないジョージ・ミラー監督のマッドな仕事ぶりに脱帽です! V8! V8!

 

3位 『アントマン

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監督:ペイトン・リード/脚本:エドガー・ライトジョー・コーニッシュ、アダム・マッケイ、ポール・ラッド/出演:ポール・ラッドエバンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス他/上映時間:117分

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監督をするはずだったエドガー・ライトが途中降板したので、どうなるものかと思っていましたが、しっかりと「エドガー・ライト風味」が生かされた仕上がりになっていたので大満足! スーパーヒーローものとしての見せ場をきっちりと押さえつつ、コメディ要素も抜かりなく盛り込まれてる点が素晴らしいです。マーベル映画のクライマックスで、まさか「きかんしゃトーマス」が見られるなんて・・・ww アメコミ映画といえば『アベンジャーズ』のような超大作が主流なので、本作のような「お手ごろ感」のあるアメコミ映画は貴重ですね。個人的にはこーゆう路線、大歓迎です。

主演のポール・ラッドのダメ親父っぷりも愛嬌があって良かったし、初代アントマン役のマイケル・ダグラスも良かったな〜。マイケル・ダグラスはスクリーンでひさびさに見ましたが、やっぱり貫禄というか上手いですねぇ。あと、マイケル・ペーニャの面白さは反則でしょ!ww

 

4位 『バクマン。

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監督&脚本:大根仁/出演:佐藤健神木隆之介小松菜奈山田孝之染谷将太宮藤官九郎 他/上映時間:120分

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絶妙なキャスティングと、青春ドラマとしての疾走感が素晴らしかったです。集英社での打ち合わせの後に観に行ったこともあって、感情移入度高めで見入ってしまいましたw マンガ業界を舞台にしたドラマとしては先に『アオイホノオ』という傑作がありますが、本作も負けず劣らず細部まで抜かりない作りになってましたね〜。中でも劇中にたびたび登場する小畑先生のマンガ原稿がスゴすぎ! 画力が進化していく様子を見事に描き分けているので、作品全体に多大な説得力をもたらしていました。サカナクションの高揚感あふれるサントラも、主人公コンビの感情と見事にシンクロしていて良かったなぁ。ジャンプ愛あふれるエンディングのスタッフロールもグッジョブでした!

 

5位 『ジュラシック・ワールド

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監督:コリン・トレボロウ/脚本:リック・ジャッファ、アマンダ・シルバー、デレク・コノリー、コリン・トレボロウ/出演:クリス・プラットブライス・ダラス・ハワード他/上映時間:125分

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「どうせまた恐竜が暴れるんでしょ?」という大方の予想を裏切らず、ド直球で勝負してくれた潔さに拍手ですw この手のジャンル映画で大事なのは、観客が見たがっているものをキッチリ見せるという姿勢。その点において本作は、申し分ない素晴らしい内容でした。物語を引っ張っていくスーパー恐竜『インドミナス・レックス』は、途中まで「ちょっとやりすぎかな〜」という気もしましたが、クライマックスの展開で大納得! ヤツは最高の前フリ役だったんですねw このシリーズを観て来た人にとって、あのクライマックスは激アツすぎでしょ! やっぱり彼(仮にTさんとしておきます)の出ないジュラシック・シリーズなんてありえないもんなぁ〜。いやぁ〜、あれはホントに最高の展開でした。あと、ほとんど「インディ・ジョーズ」にしか見えないクリス・プラットの熱演も素晴らしかったです。

 

6位 『映画 ひつじのショーン/バック・トゥ・ザ・ホーム』

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監督&脚本:マーク・バートン、リチャード・スターザック/音楽:イラン・エシュケリ/上映時間:85分

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1話約7分の短編クレイアニメ・シリーズ『ひつじのショーン』を映画化。短編から長編にした場合、どうしても助長感が出てしまい、なかなかうまくいかないものなのですが、本作はバッチリ成功しています。しかもスゴいのは、短編のときのセオリーを守ってセリフをいっさい使ってないんですよね〜。「セリフなし」という縛りを軽々とクリアした上に、クレイアニメとしても極上のクオリティ。いやはや、この完成度にはホントに驚きました。やっぱりアードマン・スタジオは、いい仕事してくれますねぇ〜。早くも劇場版の続編が来年3月に公開されるとのことなので、こっちも絶対観ねば!

 

7位 『インサイド・ヘッド

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監督&脚本:ピート・ドクター/声の出演:エイミー・ポーラー、フィリス・スミス、ルイス・ブラック、ミンディ・カミング他/上映時間:94分

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なんといっても「人間の感情を具現化(キャラクター化)して物語にする」という発想そのものがスゴいですね〜。しかも、そんなブっとんだアイデアをしっかりエンタメとして成立させてるのがまたスゴい。一見正反対に見える感情「ヨロコビ」と「カナシミ」を軸に展開していくわけですが、あの関係性はホントによく出来てたなぁ。あと主人公ライリーが頭の中に作り出した空想キャラ「ビンボン」には、まんまとやられました。そりゃ泣いてまうやろー!w

ただ、本編とは関係ないことなのですが、上映前に強制的に見せられるドリカムの日本語版主題歌 PV(フルコーラス)にはテンションがた落ち・・・。近くの席にいた子供が「ママ、これ何なの? まだ始まらないの?」としきりに聞いてました。いや、ホントに意味がわからないよなぁ。これに限らず、そもそも「日本語版主題歌」ってシステムは誰得なの?

 

8位 『ミュータント・タートルズ

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監督:ジョナサン・リーベスマン/脚本:ジョシュ・アッペルバウム、アンドレ・ネメック、エバン・ドハーティ/出演:ミーガン・フォックスウィル・アーネットウィリアム・フィクトナー他/上映時間:101分

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実写版映画としては実に21年ぶりの復活! 亀ニンジャたちがスクリーンに帰って来てくれました。本作も予想どおり、いい意味で「あ〜、面白かった!」というだけの映画だったのですが、タートルズは全然それでOKだと思いますw マイケル・ベイがプロデュースしてるだけあって、頭カラッポにして楽しめる最高のポップコーン・ムービーに仕上がってましたね。エイプリル役のミーガン・フォックスは、あのムダな艶っぽさが逆に面白かったし、カメたちもCGだということを感じさせないくらい生き生きとしていてグッドでした。でも吹替え版はヒドかったなぁ〜。あれはぜひキャストを変えて新録してほしい・・・。

 

9位 『6才のボクが、大人になるまで。』

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監督&脚本:リチャード・リンクレイター/出演:エラー・コルトレーンパトリシア・アークエットイーサン・ホーク他/上映時間:165分

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6歳から18歳になるまでの少年の成長を追ったドラマなんだけど、スゴいのは実際に12年かけて撮影を敢行したということ。しかもドキュメンタリーではなく、ちゃんと脚本のあるドラマなってるのがまたオドロキ。つまり「北の国から」を1本の映画にしたようなもんですw

3時間近い長尺に加え、特にドラマチックな展開もないのですが、シーンが変わるごとに徐々に成長して(大人たちはフケて・・)いく出演者たちの姿には、見入ってしまうものがありましたねぇ〜。基本的には少年の成長ドラマですが、主人公メイソン君のお姉ちゃん(演じているのはリチャード・リンクレイター監督の娘さん)も出てくるので、ぜひかつて少女だった皆様にも観てほしい作品です。

 

10位 『ピッチ・パーフェクト

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監督:ジェイソン・ムーア/脚本:ケイ・キャノン/出演:アナ・ケンドリックレベル・ウィルソンブリタニー・スノウ、アンナ・キャンプ、エリザベス・バンクス他/上映時間:112分

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大学のアカペラ部を舞台にしたガールズ・コメディ。全米では大ヒットした作品なんだけど、やはり日本ではイマイチ注目されませんでしたね〜。でもまぁ、小規模な公開で正解だったかも。というのもこの映画、冒頭にものスゴいシーンが・・・。思わず「マーライオンかよ!」とツッコミたくなる、お食事中には絶対観てはいけない衝撃映像ww 爆笑してしまいましたが、アレはある意味、映画史に残るシーンかもしれないなぁ。

そんなシーンがありつつも、基本的には『がんばれ!ベアーズ』パターンのアガるストーリー展開。主演のアナ・ケンドリックを筆頭に、実際に歌の上手い役者さんが揃っているので、ステージでのアカペラパフォーマンスは感動的だったなぁ。続編の『2』も観ましたが、こちらはギャグ要素がガッツリ減ってしまっていたので、個人的には不完全燃焼な内容でした。『3』の製作も決定してるようですが、ぜひともマーライオンの復活を!ww